年越しそばの具は地域による特色が!意味も由来もユニークなんです!

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えっ⁈年越しそばって地域によって違うの⁇

毎年大晦日になると食べる年越しそば。

実は地域によって少しずつ違うのです!

どれぐらい年越しそばの種類があるのでしょう?

今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。

是非見ていってくださいね!

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そもそも年越しそばが始まったのっていつ?


年越しそばが定着し始めたのは江戸時代と言われています。

江戸時代中期に月の末日に蕎麦を食べる三十日蕎麦「みそかそば」という習慣がありました。

それが、転じて大晦日の時だけ行われる年越しそばになったと言われています。

年越しそばはそばが他の麺類より切れやすい事から「今年一年の災いを断ち切る」という意味もあります。

年越しそばの他に呼び方が晦日蕎麦、大年そば、つごもりそば、運蕎麦、年きり蕎麦、縁切り蕎麦など沢山あります!

今では、日本人の半分以上が年越しそばを行なっています。

こんな蕎麦があったのか!地域によって違う年越しそば

にしん蕎麦(北海道)


かけ蕎麦の上に味がしみたにしんをのせています。

身欠きにしんは甘辛く煮ています。

にしんがとてもクセになる味で美味しいです!

北海道では蕎麦をお昼に食べて、大晦日のメインはおせちを食べるそうです!

ざくざく煮(福島)

 

福島県はお蕎麦ではなく煮物を食べる習慣があるそうです!

 

ざくざく煮とは大根、人参、里芋、こんにゃくを煮た食べ物です。

 

味付けは、煮干し、スルメで出汁をとって醤油を少し味を調整。

会津地方では年が明けてから蕎麦を食べる習慣があるそうです!

越前そば(福井)


強力粉を繋ぎにしている蕎麦になっているのが特徴です。

根おろしをのっけて出汁をぶっかけて頂きます!

大根おろしをつゆに加えてつけそばで頂くバージョンもあります。

大根おろしは辛味大根を使って頂くそうです。

大根おろしの他にも鰹節、ネギ、ノリなどをのせます!

出雲そば(島根)


普通の蕎麦とは違い、色が少し黒っぽい蕎麦を使っています。

卵の卵黄をのせて食べるのが特徴的ですね。

とろろなどもかけるところもあるそうです。

香川うどん(香川)

うどんが有名な香川県では年越しそばではなく年越しうどん。

具材はきつね、ネギなどうどんで鉄板な具材です。

出汁はイリコ(イワシの煮干し)や昆布だしで作ります!

シンプルな味でとても美味しいですよ。

鰹そば(高知)

鰹が有名な高知は蕎麦の上に鰹の切り身をのせていただきます。

ゆずの皮も少しのせます。

ゆずの香りが効いていて蕎麦にもあいます!

沖縄そば(沖縄)

三枚肉、かまぼこ、ネギ、紅ショウガが入っています!

沖縄では魚や天ぷらではなく豚肉を使うそうです。

麺も蕎麦とは少し違う感じがしますね。

沖縄のお店によって少しずつアレンジされていていろんなバリエーションがありますよ!


ちょこっと豆知識

お蕎麦に入れる具にも意味があるんです。

主なものをご紹介します。

 

ニシン・・・二親から多くの子供が生まれますようにと言う意味が込められています。

海老天・・・腰が曲がるほど長生きできますように。

油揚げ・・・出世や金運上昇の願いが込められています。

紅白かまぼこ・・・赤は魔除け、白は清浄とされているのです。

ネギ・・・労うをネギとかけて一年の苦労を労うという願いがあります。

・・・黄身が黄色いので金をイメージして商売繁盛の意味があります。

大根おろし・・・昔から厄を落とす、災いを断ち切ると言われているのです。

 

詳しくはこちらの記事で!

まとめ


地域によって沢山の食べ方があるのにびっくりしますね。

地域ならではの具が沢山使われていてどれも美味しそうでした。

 

私個人的にはゆずと鰹そばが食べてみたいです。

皆さんも食べて見たい年越しそばはありましたか?

 

今年の締めくくりに少し違ったそばを食べてみるのも良いかもしれませんね!

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