秋の味覚で体を元気に!!柿に含まれる栄養&その効能とは?

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秋の代表的な味覚、柿。

季節になればどこででも手に入る柿に、実はたくさんの栄養と驚きの効能があるのをご存知でしょうか?

秋になると、それこそアキるほどに食べる柿だと思います。

今年はちょっとじっくりと、その栄養や効能について考えを巡らせながら味わってみませんか?

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柿の栄養と驚きの効能の数々に迫る!素朴な見た目の中には一体何が!?


素朴な雰囲気の柿は、実はかなりのしっかり者!

柿に含まれる豊富な栄養と、その効能についてご紹介します。

●ビタミン

柿には、ビタミンCが豊富に含まれています。

その含有量は、1個につきおよそ112㎎だといいます。

柿1個で1日分のビタミン補給が!

1日に取りたいビタミンCは100㎎とのことなので、柿1個食べるだけで楽々クリアですね。

ちなみに、レモンは1個20㎎のビタミンCを含んでいます。

酸っぱいレモンを1日5個食べることって、なかなか出来ませんよね…。

美肌効果や免疫効果がアップ!

柿に含まれるビタミンには、しみやそばかすの原因となるメラミンを肌に残さないという効能が期待できます。

若々しく、美しい肌を保つのに役立つというわけです。

美容面以外でも、免疫力高めるという効能も。

まさに、「柿が赤くなれば医者が青くなる」という言葉の通りです。

●ポリフェノール(タンニンなど)

赤ワインでお馴染みのポリフェノールには、抗酸化作用を始めとした体に嬉しい効能がたくさんあります。

柿には、実に赤ワインの10倍ものポリフェノールが含まれているのです!

栄養は取りたいけどワインが飲めない人も、柿を食べれば解決ですね。

生活習慣病の予防に役立つ!

ポリフェノールに含まれるタンニンは、柿に感じる渋みの元です。

タンニンの1種であるシブオールには、アルコールを分解する効能があります。

二日酔い対策に、飲酒前に柿を食べるといいそうです。

●カリウム

カリウムには、体の中の余分な塩分を尿として出す働きがあります。

血圧を下げる効果が

先ほどのタンニンと同じく、二日酔い対策に効果ありです。

柿は、お酒を飲む人の体にも優しい果物なのです。

●マンガン

柿に含まれるマンガンは、骨や皮膚の代謝、運動機能に関係した栄養素です。

体内の代謝にかかわる栄養素

柿、特に渋を抜いた柿に含まれるマンガンは、フルーツではパインアップルに次いで第2位という多さ!

様々な食品に含まれていることもあり、普段の食生活で欠乏するということは少ないものです。

逆に、マンガンの摂りすぎは関節痛や頭痛の原因にもなります。

体に良いからといって、柿を食べすぎるのもNGなのです。

●カロテノイド(βカロテンなど)

柿に含まれるカロテノイドは、βカロテンなどに代表される黄色あるいは赤色の色素のことです。

βカロテンは、摂取すると体内でビタミンAに変わります。

βカロテンは生の柿より干し柿に多く、その含有量はおよそ2倍です。

動脈硬化や老化、抗がん作用に期待!

カロテノイドという栄養素は、活性酸素の発生抑え、取り除くこともするという効能を持ちます。

この効能により、活性酸素の働きのために起こる動脈硬化を予防すると考えられています。

老化やがん予防にも、強い期待が寄せられています。

●ペクチン

柿のほか、リンゴやかんきつ類にも含まれている食物繊維の1種です。

整腸作用があり、便秘にも効果的

コレステロールを下げる効能があるということも、研究によって認められています。

何気なく口にする柿には、実に様々な効能を持つ栄養が含まれているのですね。

 

さて、そのまま食べても美味しい柿ですが、アレンジ次第ではもっと美味しく食べることが出来ます。

その方法について、次でご紹介したいと思います。


そのままだけではもったいない!?魅惑の柿レシピ3選!


柿は、どこからかどっさりと回って来るものでもあります。

毎日そのまま食べて飽きたという人は、ちょっとひと手間かけてみませんか?

●柿プリン


柿と牛乳だけで固まる、不思議な不思議な柿プリンはいかがでしょう?
作り方は、とっても簡単です。

柿1個に対し、80mlの牛乳を用意します。

材料をミキサーで撹拌し、後は器に入れて冷蔵庫で冷やすだけ!

器の大きさにもよりますが、2~3時間ほど冷やしましょう。

柿に含まれるペクチンが、勝手に固めてくれます。

ミキサーをかけるときにバニラエッセンスを加えると、よりプリン感が増します。

子どものおやつやデザートにもおすすめです!

●柿サラダ

こちらも、切って和えるだけのお手軽料理です。

使う野菜はお好みですが、大根と合わせるのをよく聞きます。

柿なますというものもあるので、大根とは相性がいいのでしょう。

大根は短冊切りにして塩もみしておくか、スライサーを使ってツマのようにしても。

柿も大根と同じくらいの形にカットし、ドレッシングでざっと和えましょう。

ドレッシングもお好みですが、マヨネーズがよく合います。

ボリュームあるごちそうサラダにしたいなら、ハムやツナ、スモークサーモンなどを足してもいいでしょう。

●ドライフルーツ

干し柿の、簡単バージョンです。

5ミリほどにスライスした柿を、干物を作る網などに入れて天日干しします。

網がなければお皿でも大丈夫ですが、鳥の盗み食い対策に網は必須です。

干し柿は丸ごとなので時間がかかりますが、スライスした柿なら3~5日程度で完成です。

ドライフルーツになった柿は、瓶などに入れて保存できます。

自然のおやつとして、子どもにもおすすめです。

 

いかがでしたか?

簡単なので、剥いて食べるだけに飽きたらぜひ一度挑戦してみてくださいね。

まとめ


秋になると、どこからか柿のおすそ分けをいただきます。

夫を抜いた家族みんな柿が好きなので、旬の味覚として美味しくいただいています。

 

柿は品種にもよりますが、ごくごく庶民的な果物だとわたしは考えています。

そんな柿に、あれほどの栄養や、それによる効能があるとは驚きですよね。

 

ビタミンCは、甘い柿を食べて得られるのでおすすめです。

風邪を引きやすい季節になってきますので、その対策で食べておくのもいいでしょう。

 

βカロテンも、積極的に摂りたい栄養ですね。

緑黄色野菜にも多い栄養素ですが、特に子どもに野菜を食べさせるのは至難の業です!

柿ならおやつやデザートのときに手軽に食べさせてやれるので、お母さんたちも大助かりですね。

 

お酒を飲むお父さんや、肌の調子が気になるお母さんにも、柿はおすすめです。

柿は、家族みんなに優しい果物なんです。

 

今年の秋は、ぜひみなさんで柿を召し上がってみてください。

わたしも、夫に食べさせることにします。

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