胸焼けのつらい痛み!逆流性食道炎を治したい!原因と対策

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気になる胸焼け!

こんなムカムカする症状はイヤですよね。

胸焼けは胃の働きが弱ったのが原因なのです。

胸焼けは本当になくなってほしいですよね。

今回は胸焼けが治らないあなたのために!

胸焼けの原因と対策についてご紹介します!

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胸焼けの原因は逆流

逆流性食道炎

胸焼けの原因として一番にあげられる疾患が逆流性食道炎です。

逆流性食道炎

胃の中の食べ物や酸性度の強い胃酸が、胃から食道に逆流して起きる病気です。

胃液は酸性度が強いため、食道に逆流すると食道粘膜が刺激されるのです。その結果、食道の粘膜がただれたり潰瘍(かいよう)ができたりするのです。

非びらん性逆流症

非びらん性逆流症

食道粘膜には障害が見られないのですが、逆流の症状が強く見られる状態です。

食道粘膜の知覚過敏や、食道上部の敏感な部位まで胃酸の逆流が起きやすい人に見られます。

胃食道逆流症

日本消化器病学会による胃食道逆流症の定義は次の通りです。

胃食道逆流症の定義

胃食道逆流症(gastro-esoph-ageal reflux disease;GERD)とは,胃の酸が食道に逆流することにより,食道粘膜を傷つけたり胸やけを引き起こす病気です.
日本消化器病学会

逆流症

胃食道逆流症は、次の2種類に分けられます。

1,逆流性食道炎

2,非びらん性逆流症

この中でも胸焼けを起こす代表的な疾患は逆流性食道炎です。

胸焼け

誰でも一度は経験したことのある胸焼けです。

胸焼けにも軽症から重症まであるのです。

一時的なもので、すぐに症状がなくなるものもあれば、眠っている間にも痛みやチリチリと燃えるような症状を感じる場合もあって、多様な症状があるのです。

また、食べた物や酸っぱいものが口の中に戻ることもありますよね。これは胸焼けと同じ原因で起きるとされています。

原因

主な原因は、食道から胃の入口にある『逆流防止装置』がうまく働かなくなって、酸性の強い胃液が食道に逆流することで起こるのです。

食道から胃につながる部分は、下部食道括約筋帯と言う筋肉の帯があるのです。
これが逆流防止装置の役目をしています。普段は逆流を防ぐために閉じていますが、食事の時には食べたものを食道から胃に運ぶために開きます。

加齢
加齢とともにこの筋肉の働きが弱くなり、逆流することがあります。

食事の内容
特に脂っこいものを多く食べると、ホルモンの働きで下部食道括約筋がゆるんで逆流することがあります。また、胃への刺激の強い食品や酸味の強い食品も胃に負担がかかり、逆流の原因になります。

逆流を起こしやすい食品
アルコール、コーヒー(特にブラック)、炭酸飲料、タバコ、油もの、酸っぱい食品(梅干し、柑橘類など)、炭水化物(パンなど)

肥満
皮下脂肪や内臓脂肪によって胃が圧迫されることによって逆流装置がゆるんだり、脂っこい食事や食べ過ぎによって胃酸が増えることも逆流を起こします。

姿勢
前かがみになったり背中が曲がったりすると、胃に強い圧力が加わる場合があり、こういった時に逆流することがあります。

ストレス
最近よく言われるのがストレスによる機能性の胸焼けです。
胃酸はストレス(特に精神的なもの)を感じた時に分泌量が多くなります。

対策

まずは食生活の改善をしましょう。

特に脂っこい食品や甘いもの、スパイシーなものは胃酸の分泌を多くするのでなるべく控えるようにしましょう。

早食いを避けて、食べ物をよく噛んで消化を良くすることをおすすめします。

また、食べ過ぎも避けて、腹八分目を心がけると良いでしょう。

食後すぐに横になることはおすすめできません。

生活習慣の改善はこちらで詳しく説明していますよ。ご参考ください。


治療

不調が続く場合は受診を!放っておくと大変です!


放置すると重症に!

消化器の専門医師を受診することをおすすめします。

逆流性食道炎か、他の逆流症なのかを診断して、適切な治療を受けることが大切なのです。

逆流性食道炎の場合は効果的な薬があるのです。しかし、放置しておくと潰瘍が出来る可能性が高く、長期間の放置の結果、がんになる恐れもあるのです。

まとめ

胸焼けで苦しんでいる方は意外に多いのです。
特に「逆流性食道炎」は増加傾向にあることが分かっています。

胃食道逆流症のひとつである「逆流性食道炎」は、まず生活習慣を改善することが一番の対策なのです。

特に味の濃い食品や脂っこい食品は美味しくて、控えるのはツライものがありますよね。スパイシーな食品も魅力があります。

一時の嬉しさよりも、ずっと健康でいられる方が良いのです。家族をはじめ周りの人にとって、あなたの健康が一番嬉しいのです。

できるだけ健康に留意して、苦しい場面にならないようにしたいものです。

このページは以下のサイトを参考にしました。

参照日本消化器病学会

参照厚木胃腸科医院

このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません。

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