プール熱とは?誰でもなるの?どうやって注意すればいいの?

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気になるプール熱

どんなものかご存知ですか?

プール熱はウイルスが原因なのです。

接触感染飛沫感染には気をつけないといけません。

今回は、プール熱についてまとめてみました。

正しい知識を持って、子どもを守りたいですよね。

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そもそもプール熱とはどんなもの?

プール熱=咽頭結膜熱

正式な呼び方は咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)と言います。

咽頭とは「のど」を、結膜とは「目の充血」、熱とは「高い熱」の意味を表していて、文字通り「のどの痛み、目の炎症、高い熱」が主な症状になります。

プール熱(咽頭結膜熱)の主な症状

・咽頭炎(のどの痛み)

・眼症状(目の炎症・結膜炎)

・発熱(38~39度の高熱)

原因はアデノウイルスによる感染症で、潜伏期間が5~7日です。
潜伏期間

ウイルスに感染してから症状が出るまでの期間です。

プールでの感染が多いので、プール熱と呼ばれるのです。
プール熱の感染方法

ウイルスを含んでいる水が、目や口などの粘膜に触れることによって、身体の中にウイルスが侵入して感染します。

アデノウイルス

非常に感染力が強いウイルスです。
抵抗力の弱い子どもが感染しやすいのですが、大人も感染します。
大人の場合は重症化しやすく、他の病気に発展することもあります。

詳しくは、こちらの記事を御覧ください。
参照感染率が高いアデノウイルス

誰でもなるの?

大人でも感染する可能性があります

発生動向調査によると、感染者の半数以上の6割が5歳以下という結果です。
大人の場合は、プール熱に感染している子どもから感染するケースがあるのです。特に子どもを看病している時に、ウイルスに感染されたものに触れたり、便や嘔吐物などから感染する場合があります。症状は子どもと同じ症状が発生します。

詳しくはこちらの記事をご参考ください。
参考感染率が高いアデノウイルス

プール以外での感染

プールの中だけではなく、タオルやマットなどにウイルスに感染している人がさわったものから感染する『接触感染』や、咳やクシャミなどから感染する『飛沫感染』によっても感染します。

どうやって注意すればいいの?

子どもの場合は

こんな時は手洗い・うがいをしましょう。

・トイレの後

・おうちに帰ってきた時

・ごはんやおやつを食べる前

・お友だちと遊んだ後

これはやめましょう。

・ハンカチやタオルの貸し借り

・飲み物のまわし飲み

参照京都市情報局

大人の場合は

接触感染や飛沫感染を防ぐことが一番大切な予防です。

うがい・手洗い、手指の消毒など。

ドアノブや手すり、おもちゃなどをこまめに消毒すること。

タオルやハンカチなどの共有を避けること。

感染源と思われる箇所は消毒すること。

感染には細心の注意を払うことが必要です。

こちらの記事をご参考ください。
参考うつらないためにすることは?

まとめ

知らない内にも感染するウイルス。

まずは正しい知識を持つことが第一歩ですね。

夏に多く広がることがあるプール熱ですが、強い感染力には要注意ですね。

プール熱かな?と感じた場合には早めに医療機関を受診されることをおすすめします。

感染して発症すると、特効薬がまだ見つかっていないので、症状に応じた治療方法(対症療法)での治療となります。症状が収まるまで安静が必要です。

子どもさんの場合は、医師の許可が出るまでは家での療養が必要になります。

普段から規則正しい生活と適度な運動ができるようにしたいですよね。

こちらの記事は以下のサイトを参考にしました。

参考国立感染症研究所

参考手ピカジェル

 

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