子どもが熱中症かも!どうしよう!何科に行けば?症状は?

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こんな時は迷わず救急車を!

・自力で水が飲めない
・力が入らない
・ぐったりしている
・動けない
・意識がない
・けいれんがある

熱中症は重症になると命の危険があります。
体調の急変にもしっかりとした対応が取れるようにしておきたいですよね。

この記事では熱中症の症状と手当の方法をわかりやすく解説しています。
受診が必要なケースも具体的に解説しています。

お役に立てると幸いです。

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熱中症の症状を知りたい!手当はどうすれば?

熱中症は、症状によって大きく3つの段階に分けられます。

Ⅰ度・涼しい場所で安静させる

症状
・めまい
・立ちくらみ
・こむら返り
・手足のしびれ

対策
涼しいところで安静させます。
冷やした水分や塩分を補給しましょう。
誰かがついて見守り、良くならなければ病院へ。

Ⅱ度・病院やクリニックへ

症状
・頭痛
・吐き気
・体がだるい
・集中力や判断力の低下

対策
<Ⅰ度>の処置にプラスして
・衣服をゆるめましょう。
・からだを積極的に冷やします。
・医療機関で診察を受けましょう。

Ⅲ度・大至急救急車を

症状
・意識障害(受答えや会話がおかしい)
・けいれん
・運動障害(普段通りに歩けないなど)
・体が熱い

対策
救急車を呼び、最寄りの病院へ搬送しましょう。
発症した場所やその時の状況などを落ち着いて説明出来るようにするとベストです。

救急車を呼んだらすること

まずは落ち着くことです。深呼吸してみましょう。

救急車を呼んだ後、用意しておくと便利なもの

・保険証や診察券
・お金
・靴
・普段飲んでいる薬
・おくすり手帳

乳幼児の場合
・母子健康手帳
・紙おむつ
・ほ乳瓶
・タオルなど

救急車が来たら伝えたいこと

・事故や具合が悪くなった状況
・救急車が到着するまでの変化
・行った応急手当の内容
・具合の悪い方の情報
(持病、かかりつけの医療機関、普段飲んでいる薬、医師の指示など)

参考総務省消防庁 救急受診ガイド2014年版より


病院やクリニックの何科に行けばいいの?

上記で説明したⅠ度の状態で、手当をしても改善が見られない場合は医療機関の受診が必要になります。

医療機関は『内科』または『救急外来』で受診してください。

受診の際には、初期診断と採血による血液検査が必要になります。
採血検査は、肝臓や腎臓の機能の状態を確認するためです。

ポイントは、その医療施設ですぐに血液検査ができるかどうかです。
小規模の医療機関では、血液検査を外注に頼んでいて、結果が届くまでに時間がかかってしまうことがあるのです。すぐに血液検査ができるのかを前もって電話確認されるといいでしょう。

前項の持ち物も参考に、忘れ物がないようにしましょう。

医療施設までの所要時間がかかりそうで、体調の急変が心配であれば救急車を呼んでもかまいません。途中で倒れる危険は避けたほうが良いのです。

まとめ

熱中症が疑われる場合には、原因を取り除くのがベストです。

主な原因の暑さ水分を最適な状態にすることです。

そのためには、暑さを和らげることと、水分や塩分を補給することが必要です。

特に子どもに関することは、こちらも参考にされることをおすすめします。
参考子どもの熱中症の状態と注意点その症状と対策から予防まで

参考になるサイト
厚生労働省:熱中症関連情報サイト

環境省:熱中症予防情報サイト

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