失敗しないPTA役員の挨拶のポイントとコツを例文で紹介!

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役員としての挨拶は、「長い=良い」というわけではありません。

緊張して短い挨拶だとしても、基本を押さえていれば大丈夫!

ポイントを知っておいて、おっ!と思われる挨拶をしてみませんか?

まずは簡潔明瞭に、はっきりと大きな声で挨拶しましょう

聞いている方に自分のことを知ってもらえるコツを例文で紹介します。

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PTA役員として最初の挨拶!自己紹介の攻略法!!


PTAの役員として最初にする挨拶は、おそらく初めての会合の場でしょう。

自己紹介となる挨拶では、どのように話せばよいのでしょうか?

ポイントを押さえて、ご紹介したいと思います。

●名前

何はともあれ、名前を覚えてもらわなくてはいけません。

ただ自分の名前を言うだけでなく、子どもの学年やクラスを併せて伝えます。

例:子どもが3年2組におりますA山A子と申します。

例:A山A子です。子どもは3年2組です。

学年とクラス名は必ずしも必要な情報ではありません。

しかし、初対面同士なら、自分についての情報はなるべく多いほうがいいのかなと思います。

そこから話が弾み、他の委員さんと仲良くなれる可能性もあります。

●役職

自分がPTAで何の仕事をすることになったのかを伝えます。

PTA役員としての自己紹介には必要な情報です。

例:この度、~委員に選ばれました。

子どもの学年やクラス名は省略して、「~になりましたA山A子です」でもいいですね。

●今の気持ちや意気込み

役員に選ばれてこれから仕事をしていくにあたり、今の率直な気持ちを話しましょう。

堅くなりすぎないほうが、親しみを感じてもらえます。

例:不安な気持ちでいっぱいですが、頑張りたいと思います。

例:役員は初めてですが、楽しんでやりたいと思います。

●ちょっと付け加えたい

まだ小さい子どもがいる、仕事をしているなど、それぞれ事情をお持ちだと思います。

ちょっと知っておいてもらいたいことは、最後にさりげなく付け加えるのがいいでしょう。

例:下に保育園に通う子がいますので、ご迷惑をおかけするかもしれません。

例:看護師で夜勤の仕事もありますが、会合にはなるべく参加します。

言っておかないと他の役員に迷惑がかかるかもと、最初から釘を刺しまくるのはNGです!

みんな各々の事情を抱えながらも役員に選ばれ、これからやっていこうとしているわけですから。

どうしても知っておいてほしいなら、なるべく控えめに伝えましょう。

「~だから●●できない!」ではなく、「~だけどやれることはやります!」と前向きにいきましょう。

そのほうが好感度アップですよ。

これらのポイントを踏まえて、自己紹介の挨拶例文を作るとこのようになります。

初めまして。
この度、●●委員に選ばれました、A山A子と申します。
子どもは、3年2組に通っています。PTAの役員に選ばれたのは初めてで、ちゃんと仕事ができるか心配しています。
頑張ろうという気持ちはありますので、ご協力をお願いいたします。下に、まだ幼稚園に通う子どもがいます。
急な病気などでご迷惑をかけることもあるかと思いますが、できる部分はしっかりとこなしたいと思います。これからの1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

このような感じです。

顔合わせの会合では何人もが挨拶をすることになりますので、短い挨拶でも問題ありません。

特に自己紹介では、自分を主張しすぎない、あっさりとした挨拶がいいでしょう。

ちなみに、PTA会長などの重役に就いた人は、紙面での挨拶も必要になる場合があります。

時候の挨拶に始まり、日頃の感謝や役員に選ばれたことに関しての意気込みを記しましょう。

口頭での挨拶よりは、やや形式ばった印象にはなります。

入学式に卒業式…PTA役員はどんな挨拶をする?


自己紹介以外に、PTAの役員が挨拶をする場にはどんなものがあるでしょうか。

一番に考えられるのは、入学式や卒業式といった、学校の公式行事です

こういった行事での挨拶は、主にPTA会長が行うことでしょう。

それ以外にも、PTAが主催する学校行事もありますよね。

堅苦しい行事ではなく、どちらかといえば子どもも一緒に楽しめるようなものが多いですよね。

そういった場でも、挨拶なしというわけにはいきません。

人がたくさんいても、あたふたする必要はありません。

自己紹介と同じく、ポイントを押さえて挨拶を作ればいいのです。

●感謝を忘れず!

まず、どのような行事の場合にも、参加者や協力者への感謝を述べましょう。

初めの挨拶でも終わりの挨拶でも、忘れずに。

例:本日はお忙しい中、●●へご参加いただき、誠にありがとうございます。

例:皆様のご協力がありまして、無事に会を終えることができました。

「お忙しい中」は、「お足元の悪い中」や「お寒い中/お暑い中」などに変えてもいいですね。

●イベントの趣旨を説明

イベントなどの場合、その企画に関しての説明を入れます。

私は小学生のとき、PTA主催の自転車を使ったゲームのイベントに参加したことがあります。

これは、交通安全の観点から企画されたものでした。

これを元に、例を作ってみましょう。

例:
本日のイベントは、子どもたちが日ごろ乗り慣れている自転車を使い、
楽しみながら交通安全について学ぶ機会を作りたく企画いたしました。乗り慣れているようで、意外と扱いにくい自転車でもあります。
今回は様々なゲームを通して、事故に遭わないようきちんと自転車に乗る練習をしていただけたらと思っております。

●先生の説明

講演会などの場合、専門の先生を招く場合もあるでしょう。
その方の情報もお忘れなく。

例:
今回は、~を専門としておられる●●先生をお招きしております。
●●先生は、~の分野で数々の本も出版されており、今回は深いお話を聞かせていただけることと存じております。
では、●●先生、よろしくお願いいたします。

以上のように、要点を押さえて挨拶を作れば、どんなときでも心配はいりません!

来賓を招いての行事では、ちょっと堅いくらいの挨拶でもそれらしくていいと思います。

子どもも参加するようなイベントでは、参加者みんなに分かりやすく伝わるよう心がけるといいですね。

まとめ

学級委員や生徒会長を経験したことがあるならまだしも、人前に立って話す機会はなかなかありませんよね。

ほとんどやったことがないからこそ、人前での挨拶は緊張するものです。

でも、多くの人があなたと同じだと思いますよ。

PTAの役員になって、いろいろな人の自己紹介の挨拶を聞くことになると思います。
中には、場慣れしてうまく話せる人もいるかもしれません。

自分は上手に挨拶できなくても、落ち込む必要はないのです。

詰まりながらでもいいので、大きな声ではっきりと挨拶しましょう。

小学校で習うようなことですが、「挨拶をする」とはそういうことなんですよね。

難しい言葉をたくさん並べて長々と挨拶するより、分かりやすい言葉で簡潔に挨拶するほうが素敵です。

まずは聞き手にしっかりと伝わるように、自己紹介という形であなたなりの挨拶をしてみてください。

聞いてくれる人がいてこその、挨拶なのですから。

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