わらびのあく抜きに初挑戦!灰を使った基本の方法を紹介!

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春の味覚の代表といえば、山菜。

色々な種類がありますが、よく食べられるものといえば、やはり、わらびですよね!
山菜ごはんやおひたしなど、色々な料理で楽しめる、とても身近な山菜です!

水煮のパックは手軽に手に入りますが、やはり旬のものは格別です。
今年こそ、新鮮なわらびを手に入れて、家で料理してみたくなってしまいますね!

でも、わらびを料理する時には注意すべきことがあります
わらびには非常にあくが多く、ちょっと特別な方法であく抜きをしなくてはなりません

なんと、灰をまぶしたわらびをお湯に浸して、あく抜きをするんです!

灰を使うの?と驚いてしまうかも知れませんね。

最近は、身近な代用品を使った方法もあるにはあるのですが、柔らかくなりすぎてしまうなど、失敗も多いようです。

灰を使った基本の方法が、もっとも失敗なくあく抜きが出来るようですので、まずは基本をマスターしてみましょう!

それでは、詳しく説明していきます!

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わらびは灰を使ってあく抜きすれば誰でも失敗なし!


あく抜きの手順はとってもシンプルで簡単です。

用意するものは、わらび、灰ひとつかみ、水だけ!

まず、わらびをよく洗い、土や汚れを落とします。

次に、根元の固い部分を切り落としたら、全体に灰をしっかり揉み込むようにまぶし、バットやボウルに入れます。

そこに沸騰したお湯を、わらびがきちんと浸かるくらいまで注ぎ、一晩、6時間~8時間ほど放置します。

お湯で茹でたりせず、放置しておくだけで大丈夫なんです!

ですがここでポイントが一つあります!
わらびが浮いてきてしまう事があるので、お湯を入れたら少し様子を見て下さい!
もし浮いてくるわらびがあれば、皿などを乗せて重しにして、しっかり全体を浸して下さいね。

一晩経ったら、あくの出た水を捨て、わらびを流水でしっかりすすぎます。
改めて、きれいな水をバットやボウルに張って、その中にわらびを戻します。
水が透明になるまで、時間を見ながら何度か水を替えれば、あく抜きは完了です!

水につけた状態で1週間ほど冷蔵保存が可能です!

一晩おいておく必要はありますが、手順はとっても簡単ですね!

でも方法はわかったけど、灰を使ってあく抜きなんて、食べ物なのに本当に大丈夫なの?

そんな風に思ってしまうかも知れません。

実は、わらびのあくには、非常に強い毒性があるので、普通のあく抜きと同じように、ただのお湯で茹でてもあくが抜けないのです。

灰には炭酸カリウムという成分が含まれていて、これにわらびの毒性を中和してくれる作用があります。
ですから、必ず使う必要があるのですね。

もし、あく抜きをしていないわらびを生で食べてしまうと、全身から出血を引き起こす食中毒を引き起こすと指摘されているんです。

ちょっと怖い話をしてしまいましたが、正しくあく抜きをして、下処理をしたわらびは安全ですから心配しないで下さいね!

あく抜きの方法をしっかりマスターして、春の味覚を思う存分楽しんでみて下さい。

方法はわかったけど、灰はどこにあるの?

灰を使ったあく抜きは失敗もないし、簡単ということがわかりました。

肝心の灰はどこに行けば手に入るの?

そんな風に思ってしまうかも知れません。

実は、一般的なオンラインショップで、簡単に木灰を買うことが出来るんです。
あく抜き用と書いてありますので、一度調べてみて下さいね!

もちろん、自宅に薪ストーブがあれば、その灰を使えます!
農家などで藁を燃やすことがあれば、その灰も使えますよ!
身近に灰のある方は、ぜひ使ってみて下さいね。

ただ、灰に不純物が多く含まれる場合は控えた方が良いでしょう。
不用品を燃やした時などに出た灰は、避けて下さいね。

まとめ

灰を使うとなると、少し抵抗があるかも知れませんが、失敗なく一番簡単にあくを抜く方法です。

きちんとマスターして、ぜひ春の味覚を存分に楽しんでみて下さい!

 

季節の移り変わりの中で、旬のものをいただけるのは本当に嬉しいことです。

そして、その季節で一番美味しく食べられる方法が昔からあるんですね。

 

美味しいものにはひと手間がかかる場合が多いのですが、この「一手間」が欠かせないんですね。

 

簡単にできますので、一度試してみてくださいね。

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