節分ならではの豆まきの意味って知ってました?思わず納得!

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お正月用品に値引きシールが付いてきたな~と思う頃、鬼のお面と炒り豆のコーナーを発見!!

次は豆まきね!今日はまだ買わなくていいかな~。なんて。

ふと…なんで豆まきするのだろう…

思い返せば子供の頃から、節分には豆をまくものだ。豆が食べられる(そんなに美味しくないけど)なんて思って過ごしてきたことに気づきました!

思い立ったら吉日!ってことで節分の意味、由来、なんで豆まくの?ということについて調べてみました。

子供向きはには調べられた物が多かったのですがこの記事は大人向きです!

面白いので、ぜひ、最後まで見て行ってくださいね。

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節分の意味・由来


節分は字のごとく「季」を「ける」の意味だそうです。

季節の移り変わり日は、カレンダー上で「立春・立夏・立秋・立冬」と記さ
れていて年4回あります。

その「立〇」の日の前日が、季節が変わる「節日」とされ、これも年4回
あることになります。

その中でも、立春の前日の節日を「節分」として行事を行っているのです。

2019年の節分は(立春2月4日)の前日の2月3日です!

 

なぜ立春の前日の節日だけを重視するかというと…

古代中国では、立春を新年の始まりとしていました。

なので、その始まりの日の前日の節日は1年の終わりという事になります。

そのため、立春の節日が重視されたという事なのです。

ちなみに、年賀状に、「迎春」など春ではないのに「春」を書いたり、書かれているのは、このなごりだそうです。 なるほどですね!!

豆まきの由来


古代中国では季節の変わり目に「邪気」が入りやすいと考えられていて、特に1年の始まり(立春)の前日の節日は大切な日と考えられていました。

その邪気を鬼ととらえ「追儺」(ついな)という儀式{鬼のお面をかぶった人を弓で追い払う}が行われていました。

日本には文武天皇がその儀式を宮中儀式として取り入れました。

その「追儺」(ついな)の中に「豆うち」という儀式があり、後に豆まきとなり、室町時代には庶民にも定着していったようです。

なぜ豆なの?大豆を選んだ意味・由来は?


京都鞍馬山に鬼が出没した際に、昆沙門天(びしゃもんてん)のお告げで鬼の目に豆を投げつけて目を潰して退治したとの言い伝えがあり…

鬼の目→魔の目➡魔目(まめ)

投げつけた豆→魔を滅した➡魔滅(まめ)

という語呂合わせからの解釈で豆になったと言われています。

大豆になった由来


古代から五穀(5種類の穀物)稲・麦・粟・大豆・小豆は「穀霊」が宿っていて霊力が備わると尊ばれていました。

そしてこの五穀の中でもっとも粒の大きい「大豆」が悪霊を退治する力を持つと考えられたことからだそうです。

豆まきのやり方


豆まき用の豆は炒り豆を使い、升に入れて神棚に供えた福豆と言われる物を使うのだそうです。

福豆として販売されているのもそうなっているのかはわからないのですが~。

 

升(ます)➡力が増す とこれも語呂合わせをしています。

炒った豆を使うのは、まいた豆から芽が出ては縁起が悪いとのことからで

豆を炒る➡魔目を射る とまたまた、こちらも語呂合わせをしていました。

そして、豆まきは鬼が活動を始める夜に行うものなのだそうです。

芸能人が参加する有名な神社の豆をまきは昼頃行われるので、そのような言い伝えがあるとは思いませんでした!

 

まき方は地方や家庭によって違うようですが、大体3通りなようです。

•鬼を家から追い出すため、家の一番奥の部屋から順に玄関に向かって豆をまいて行く

•鬼が出入りすると言われている方角(鬼門)北東から鬼を追い出したいので北東から遠い部屋からまいて行く

•鬼に扮した人にまき、玄関から追いだす

とこのような感じのようです。

まとめ


いかがでしたか~。

あらためて調べてみると、言い伝えや語呂合わせがたくさんありましたね。

今年の豆まきはいつもと違うあらたな気持ちで、鬼役の方に豆を投げ付けそうです!^^

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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