柚子にはこんなにも豊富な栄養が!効能・効果で健康アップ!

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晩秋になると、庭や畑の片隅で黄色く色づいた柚子を見かけるようになりますね。

お鍋が大好きな私は、柚子を見ると湯気が立ち上るお鍋と柚子の香りが脳裏に浮かぶのですが、あなたはいかがですか?

スーパーでは旬な野菜や果物だけでなく、季節に関係なく一年中並んでいる野菜もありますが、健康的にはどうなのでしょうか!?

旬な野菜や果物には、その季節を快適に過ごすための栄養素がたくさん含まれていますので、食卓にはなるべく旬なものを乗せてくださいね。

台所は家族の健康を司る所!栄養や効能を知っていると、調理も楽しくできますよ。

今回は、柚子の栄養や効能についてお知らせします

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柚子に含まれる栄養素とは?

柚子にはたくさん栄養素が含まれていますが、その中から主なものとその効能をお知らせしますね

・ビタミンC

活性酸素の抑制・コラーゲン生成の促進・細菌感染防止・血管強化・壊血病予防など。

・ヘスペリジン(ビタミンP)

血流改善・毛細血管の出血防止・ビタミンCの消耗を防ぐ・高脂血症予防など。

・クエン酸

ミネラルの吸収を助ける・疲労回復・精神疲労改善・血糖値の上昇防止など。

・ペクチン

善玉菌の増加・便秘改善・血糖値の上昇防止・悪玉コレステロール上昇防止など。

・カルシウム

骨の強化・出血防止・イライラなど精神を落ち着かせる効果など。

・カリウム

余分な塩分を排出・高血圧防止・心臓や筋肉の機能調整などがありますが、腎臓病の人は要注意の栄養素です。かかりつけの医師に相談してくださいね。

・グルタミン酸

脳の活性化(記憶力の向上)・免疫力アップ・血圧降下作用・脂肪蓄積抑制など。

・アスパラギン酸

アンモニアを無毒化し排出・疲労回復・肝臓保護・脳出血や脳梗塞予防など。

他にもたんぱく質や炭水化物・葉酸・マグネシウム・リン、各種アミノ酸・各種脂肪酸など。他にも、まだまだたくさんありますよ。

柚子は、果汁よりも皮の方に多くの栄養素が含まれていますので、種以外の皮や中袋、白いわたまで丸ごと利用できるゆずジャムがお勧めですよ。

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柚子の具体的な効能とは?

冬に向けて嬉しい効能といえば、冷え性改善ですよね。

柚子には、交感神経を刺激する成分があり血行を良くしてくれますので、冷え性の人は積極的に取り入れると良いでしょう。

昔から「冬至に柚子風呂に入ると風邪を引かない」といわれていますが、柚子を丸ごと1~2個、または皮だけを布袋に入れてお風呂に入れると、体を芯から暖めることができます。

(注)柚子を入れすぎると肌がピリピリすることもありますので、肌の弱い方は最初に柚子を少なめに入れて、様子をみてくださいね。

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・疲労回復

柚子の中のクエン酸は、疲労物質である乳酸を分解する働きがあり、アスパラギン酸はエネルギーが作られるときに利用されますので、疲労回復に効果を現します。

・免疫力アップ

柚子には、免疫力を高めるビタミンCやヘスペリジン、βカロテンが豊富に含まれています。
柚子のビタミンCは、柑橘類の中でもトップに類するようですよ。

 

・血流改善 動脈硬化予防

ビタミンCや植物繊維であるペクチンは、悪玉コレステロールを体外へ排出させる作用があるため、悪玉コレステロールが減り動脈硬化の改善に効果的です。
他に、柚子に含まれるβカロテンやヘスペリジンにも、悪玉コレステロールの抑制効果があるといわれています。

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・高血圧予防

カリウムは過剰な塩分を尿として排出する作用があるため、カリウムが含まれる柚子には減塩効果があるとされています。
お浸し料理に醤油の変わりに柚子を使った酢醤油をかけると、二重の減塩になり高血圧対策には効果的ですね。

・美肌効果

柚子が持つビタミンCやグルタミン酸により、肌の潤いやしわ、シミの予防ができますよ。

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・リラックス効果

リモネンの香りを吸うとα波(リラックス脳波)が増えることがわかっており、柚子の皮に多く含まれています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

柚子には、まだまだ語りきれていない栄養素や効能がたくさんありますよ。

ご近所やお友達からいただくことがあったら、無駄なく利用してくださいね。

医食同源。旬の食べ物には思っている以上の健康効果があります。

旬がいつなのかわかりにくい時代になりましたが、楽しい会話の中で子供たちにも伝えていきましょう!

合わせて読みたい記事はこちら!(レシピと食べ方を紹介!)

コメント

  1. 内田恵美 より:

    旬が良いと、ビタミンP興味深いです。

  2. JYUN より:

    以下に、ヘスペリジンについての情報を箇条書きにしてまとめました。

    ・ヘスペリジンは、ビタミンPとも呼ばれる成分で、フラボノイド骨格を持つポリフェノールの一種です.

    ・熟す前の青みかんなどの柑橘類の皮や袋、スジなどに多く含まれています.

    ・ヘスペリジンは、毛細血管の強化作用があり、血管の健康を保つことで知られています.

    ・具体的には、血流改善作用、血中中性脂肪の低下作用、血中コレステロール値の改善作用、抗アレルギー作用、リウマチ症状改善作用などの生理機能が報告されています.

    ・ヘスペリジンはビタミンCと協力して毛細血管の膜の透過性がよくなりすぎないように調整し、毛細血管から出血したり、細胞内に細菌が進入したりしないように、毛細血管のメンテナンスを行っています.

    ・これにより、風邪などの細菌が体内に入るのを防ぎ、免疫力を高めることにつながります.

    ・ヘスペリジンは水に溶けにくいため、食品への利用に制限があります.

    ・難溶性のヘスペリジンに糖を付加することにより、水溶性を約1万倍に高めた「糖転移ヘスペリジン」が開発されました.

    ・糖転移ヘスペリジンは、ヘスペリジンよりも生体吸収性が3倍以上も向上しているため、多様な健康食品への用途が期待されています.

    ・具体的な摂取量や使用方法については、医療専門家に相談することをお勧めします.

    以上が、ヘスペリジン(ビタミンP)についての基本的な情報です。健康に対するその効果は非常に大きいと言えます。ご参考になれば幸いです