五月病の症状が子どもに表れたら 原因と対策、治し方について

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新年度の4月から始まった新しい生活に適応しきれなくなり、5月の連休が明けた頃から心身の不調が見られるようになる状態を「五月病」と一般的に呼んでいます。

最近ではこの状態になる子どもさんも多く見られるようになりました。

子どもにとって、五月病はどのような症状なのか、その原因と対策、治し方について調べてみました。

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五月病の症状は子どもにとってどんなもの?

五月病の症状は、子どもにとって新しい環境に適応できなくなり、焦りやストレスを感じ、気持ちが落ち込むうつ状態を指します。これは医学用語ではなくて通称なのです。

五月病
五月病の本来の意味は、大学新入生が5月の連休明け頃から急激に無気力、無関心になることから名づけられたのです。時期は5月にかぎらず、また中学・高校生や新入社員にもみられます。最近は子どもにも見られるようになりました。
(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
特徴としてよく見られるものが、意欲の低下疲労感倦怠(けんたい)感睡眠障害食欲低下などが表れます。

子どもの変化に早く気が付くことが出来るといいですね。

五月病の原因は子どもにとってどんなもの?

五月病は医学的に適応障害に当てはまります。この場合、ストレスという外からの刺激が原因と考えられています。

このストレスには物理的・化学的・生物学的・心理的という様々な心理社会的な要因が私たちにストレス反応を起こさせています。

元々ストレス自体は私たちにとって有害なものではなく、様々な対応の仕方を学び取って成長させてくれるものなのです。

ところが、たくさんのストレスを受けてしまうと、これに対応できなくなって色々な心身症状が表れてくるのです。

子どもにとって、ストレスという外からの刺激が多くなると、対応できる範囲も限られていますので、大人と同様に心や体に色々な症状が表れてくるのです。

五月病の対策は子どもにとってどんなもの?

五月病の対策としては、原因であるストレスから子どもを遠ざけることが大切なのです。

具体的には、

・食事を規則正しく楽しく取ること
・お風呂にゆっくりつかること
・好きな音楽を聴かせたりしてリラックスすること
・リフレッシュするために楽しく適度に運動すること
・日常生活で親子で楽しいコミュニケーションやスキンシップをたくさん取ること

これらのことが勧められています。

まとめ

小学生以上の子でも幼児でも普段から子どもの様子をしっかりと見て、子どもに何か変化があったらそれを見逃さずケアをしっかりしてあげることが大切です。

もしかして五月病なのかな…と思ったら早めに対応して子どもの負担を軽くしてあげましょうね。

家族の中で、とりわけ子どもの突然の体調不良には誰しも驚いて、対応に苦慮しますよね。

 

 

普段からマイナス面を叱る対応ではなく、プラス面をほめて伸ばすように出来るといいですね。そうすることによって様々な外からの刺激に対応できるように伸びていくのではないでしょうか。

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